むちうち

  むちうちでよくあるお悩み

  • 後ろから
    追突されて
    首に強い衝撃が
    加わった

  • スポーツ中に
    相手選手と
    接触したときに
    首を痛めた

  • 事故の影響か
    吐き気が
    続いている

  • むちうちの
    後遺症が
    残らないか
    不安がある

むちうちは後遺症が残る可能性があります

自動車に追突されたり、バイクと接触したりして強い衝撃を受けた場合は「むちうち」を起こしている可能性が高いです。
むちうちは、頭が前後や左右に振れることで発生する、首の負傷をいいます。

受傷直後は、特に痛みを感じないかもしれません。
しかし、むちうちをそのままにしていると、症状が残り続ける可能性があります。
医療機関や接骨院・整骨院の施術を中心に、適切な処置を行っていきましょう。

ここでは、むちうちの原因や症状、自身で行える対処・予防法を詳しくご紹介しています。

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むちうちの症状と原因について

 

【むちうちとは】

 

むちうちとは、首まわりの筋肉や靭帯、椎間板、血管、神経などに起こる損傷のことを指します。
突然の大きな衝撃で頭が振られ、首がムチのようにしなることで発生するため「むちうち」と呼ばれていますが、正式な傷病名ではありません。
医師の診断書には「外傷性頚部症候群」「頚椎捻挫」「頚部挫傷」などと記載されています。

 

〇むちうちの特徴

痛めた直後は症状が出にくいことが、むちうちの特徴です。
事故の翌日から首の痛み張りを感じ始める場合もあれば、1,2週間経過したのちに吐き気頭痛などを発症する場合もあります。

症状が遅れて出るのは、アドレナリンの作用がおもに考えられています。
受傷後は興奮状態にあるため、アドレナリンの作用で一時的に痛みが抑えられてしまいます。

しかし、首をひねったり伸ばしたりした影響で、実際には靭帯や神経を痛めている可能性があります。
自覚症状は乏しいかもしれませんが、むちうちが疑われる場合は医療機関や接骨院・整骨院で適切な処置を受けることが大切です。

 

【むちうちの主な症状とは】

 

むちうちになった場合、一般的に次のような症状が現れます。

 

〇首の痛み、背中や肩の張り感

首周辺の筋肉や靭帯といった組織を痛めて炎症が起こるため、多くのむちうちで首の痛みがみられます。
また、首から肩、背中にかけての筋肉が張ったような感覚も、むちうちの症状の一つです。

 

〇首の動かしにくさ

首まわりの組織に起きた損傷や炎症の影響で「上・下を向きにくい」「頭を横に倒せない」「後ろを振り向けない」など、首の可動域が制限されやすくなっています。

 

〇頭痛

首まわりの緊張によって血管が圧迫されると、頭部への血行が悪くなってしまいます。
それにより、後頭部やこめかみ付近が締め付けられるように痛む「緊張型頭痛」につながる場合があります

 

〇腕や手のしびれ

首への衝撃で神経を痛めたり、筋緊張によって神経が圧迫されたりすることで、腕や手のしびれにつながる可能性があります。

 

〇寝れない・眠りが浅い

事故による衝撃精神的なストレスによって、自律神経が大きく乱れてしまうケースがあります。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つの種類があり、交感神経は身体を活動状態にもっていく働きが主にあります。
特に「交感神経」が優位に働くため、夜寝つきが悪くなったり、たとえ眠れても睡眠の質が悪くなったりする方がいらっしゃいます。

 

〇吐き気

自律神経の乱れから胃酸が過剰に分泌され、吐き気を訴える方がいらっしゃいます。

 

【むちうちの後遺症とは】

 

むちうちは後遺症が残りやすい外傷といわれています。
痛めた組織により、出現する症状の種類は異なります。
※複数の種類が同時に起こるケースもあります。

 

〇頚椎捻挫型

頚椎(首の骨)周辺の靭帯や筋肉を損傷した状態になります。
多くの方が頚椎捻挫をともなうといわれています。
損傷がきちんと回復せず、首周辺のコリ感や痛みが残る可能性があります。

 

〇脊髄症状型

脊髄(頸髄)を損傷した種類になります。
中枢神経である脊髄を損傷することで、痛みやしびれとともに歩行障害をともなう場合もあります。

 

〇神経根損傷型

脊髄から左右に枝分かれした神経のことを「神経根」といいます。
首の神経根へ負荷がかかることで、腕や手にしびれが残る可能性があります。

 

〇バレー・リュウ症候群型

首まわりの自律神経が傷つき、交感神経の働きが高まることで起こる症状を指します。
頭痛めまい耳鳴りなどが後遺症として残る可能性があります。

一般的に受傷から6ヶ月が経過し、これ以上施術や治療を続けても症状の改善が見込めない状態を「後遺症」と呼んでいます。

 

【むちうちの主な原因とは】

 

首に強い衝撃を受けることで、むちうちが発生します。
適切な対処や予防が行えるよう、どのようなシーンでむちうちが起こりやすいのか知っておきましょう。

 

〇交通事故

突然強い衝撃が身体に加わる、交通事故によるむちうちが多いといわれています。
例えば後方から追突された場合、衝撃で頭が前後に勢いよく振られ、可動域を超えて首が強くひねられてしまいます。

また、右折・左折してきた車に追突され、頭が左右に振られた際にも、むちうちが発生します。

交通事故では数百kgの塊が衝突してくるため、たとえ些細に思える事故でも、むちうちになっている可能性が高いです。

 

 

〇スポーツ

ラグビーやアメフトなど接触が多いコンタクトスポーツの場合、プレイ中に選手同士で接触した衝撃で首を痛めるケースがあります。
その他、スキーやスノボなどで勢いよく転倒した衝撃で、むちうちになる方もいらっしゃいます。

 

〇日常生活中の転倒

段差につまずいたり、濡れた床に足を滑らせたりして転倒した際、首にまで衝撃が加わる場合があります。
筋肉が緊張し、頚椎の可動域が狭くなっているほど、同じ衝撃でも筋肉や靭帯を伸ばして痛めやすくなっています

 

むちうちの対処法と予防法について

 

【むちうちへの対処法とは】

 

むちうちの早期改善を目指すには、次のような対処が有効といわれています。

 

〇初期段階(急性期)

・安静

受傷直後は炎症が起きているため、安静を心がけましょう
痛みが出る動作や姿勢はなるべく避けてください。
頸椎カラー(首のコルセット)をつけることで、首への負担を軽減できる場合もあります。

 

・冷やす

氷のう(氷水の入った袋)や保冷剤をタオルで包み、熱っぽくなっている箇所に当ててください。
重症度により異なりますが、急性期は10〜14日間が目安になります。
患部の冷やしすぎは、患部周辺の筋肉の緊張や血行不良につながる可能性があるため、ご注意ください。

 

〇慢性期

・温める

炎症が落ち着きましたら、蒸しタオル入浴によって首を温めましょう。
温めることで緊張がほぐされ、血の巡りも良くなっていきます。

しかし、症状によっては温めない方が良いケースもあります。
温めて症状が悪化する場合は、一度冷やしてみてください

 

〇ストレッチ

動かさない期間が長いと血行が悪くなり、より治癒を遅らせてしまいます。
安静期を過ぎましたら、首・肩まわりを中心に積極的にストレッチしていきましょう。
お風呂上がりの身体の温まったタイミングで行うと、筋肉を伸ばしやすくなっています。

 

【むちうちが改善するまでの期間】

 

むちうちの平均的な施術期間は2〜3ヶ月ほどとされています。

痛めた直後は患部の安静を保ちつつ、冷却をしたり、周辺の緊張をほぐしたりします。
2週間ほど経過し、炎症が落ち着いたら患部も徐々に触り、痛めた組織の治癒力を高めていきます。
また、ストレッチ体操など、患者様自身に動かしてもらう場合もあります。

施術を継続し、日常生活に支障が出ない程度まで症状が回復したら、治癒となります。
しかし、上記の期間はあくまでも目安であり、治癒までの期間は個人差があります。
軽いものは1週間程度で改善する場合もありますが、重症例では半年以上症状が取れない方もいらっしゃいます。

処置が遅れるほど期間が長引き、後遺症を残す可能性も高くなります
そのため、むちうちが疑われる際は放置せず、なるべく早めの対処を行なっていきましょう。

 

【むちうちへの予防法とは】

 

むちうちは予想外のタイミングで起こるため、完全に防ぐことはむずかしくなっています。
しかし、車の運転やコンタクトスポーツなどをされている方は、少しでもケガのリスクを下げておくことが重要です。
例えば、次のようなむちうちへの対策が挙げられます。

 

〇日ごろから正しい姿勢でいる

筋肉がこわばり、首の動きが硬くなっていると、同じ衝撃でも首まわりの組織を負傷しやすくなります。
特に頭部が前に出た「猫背」の姿勢は、筋肉の柔軟性を低下させてしまいます。
そのため、顎は引いて、胸を軽く張った姿勢を普段から意識しておきましょう。

 

〇ストレッチ、ウォーミングアップ

柔軟な身体を維持するため、お風呂上がりに首や肩まわりの筋肉をストレッチしましょう。
また、運動前にはウォーミングアップを必ず行い、身体を温めた状態で運動を始めてください。

 

〇乗車中の姿勢など

座席のヘッドレストの中心が、耳の穴の位置よりやや高くなるように調整してください。
また、事故時にかかる首への衝撃を緩和するため、運転中は前かがみ姿勢をなるべくとらないようにしましょう。

 

草加鍼灸院整骨院での【むちうち】アプローチ方法

 

当院の「むちうち」に対する施術は、根本的な原因を追究してアプローチする施術を行っております。

むちうちの原因としては交通事故スポーツ中の衝突転倒転落などが主なものとして挙げられます。
ですので一言で「むちうち」といっても、発生状況や姿勢などによって患者様の身体にかかる負荷の大きさ・負荷のかかる部位は各々異なってきます。

それらを踏まえて、細やかなカウンセリングや検査で根本的な原因を追究し、より最適な施術をご提供できるように心掛けております。
施術はお身体の状態や症状、ご本人様の希望に合わせた最適な施術内容とメニューをご説明いたします。

ご納得いただき、疑問や不安を解消した上で施術へと進めてまいります。
施術内容としては「保険施術」「交通事故施術」「鍼灸(はり・きゅう)」「マッサージ・もみほぐし」「矯正」「カイロプラクティック」などさまざまなアプローチ法で対応することが可能です。

 

【施術の効果】

むちうちの施術は主に「根本的な原因となっている部位へのアプローチ」「症状がみられる部位へのアプローチ」を併用して行います。
これらは
・歪んだ骨格(背骨や骨盤など)を整えて根本原因を解消し、負担がかかりづらく症状の出現・再発を防止する身体づくりをする
・症状と関連の高い部位の筋肉の過緊張をほぐすことにより、痛みの緩和や血行促進、自然治癒力を高める
・神経の興奮を落ち着かせて、痛み以外の症状も緩和させる
ことを目的として行っていきます。

 

【改善できる症状】

むちうちに関連した症状は次のようなものがあります。

・首周囲の痛みや筋肉の過緊張
・首周囲の動きの制限
・手や腕のしびれ
・頭痛
・めまい
・吐き気
・耳鳴り
・だるさ、倦怠感

著者 Writer

著者画像
院長:樫村 正浩
(カシムラ マサヒロ)
生年月日:11月28日
血液型:A型
出身:東京都
趣味:映画鑑賞、小説、マンガ
得意な施術:鍼灸、美容鍼、外傷、骨盤矯正、マッサージ
一言:みなさまの心と身体の健康維持増進のお力となれるよう全力で励みます!
 
   

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当院のご紹介 About us

院名:草加鍼灸院 整骨院
住所〒340-0015 埼玉県草加市高砂2丁目6−19
最寄:草加駅より徒歩1分
駐車場:隣接コインパーキングあり
                                                                   
受付時間
9:00~
12:30
-
15:00〜
20:00
-
◎:9:00〜11:30
△:15:00〜21:00
定休日:日曜日
※曜日によって受付時間が異なりますので、ご注意ください。
また、祝日の受付時間に関しては、曜日に応じた受付時間になります。

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