顎関節症でよくあるお悩み
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食事をすると
あごが疲れやすい -
あごが痛くて
大きなあくびが
できなくなった -
顎を動かすと
カクカクと
音が鳴る -
常にあごに
不快感を覚える
顎関節症対策を始めましょう
あごに痛みや違和感があるものの、どうしたらいいのか分からないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
あごの痛みや口の開きにくさは、顎関節症の可能性があります。
過度なストレスを受けたり、頭蓋骨や顎関節がゆがんだりしていると、顎関節を構成する筋肉や関節包、関節円板などにトラブルが起こり、顎関節症を招きやすくなります。
あごの不快感が何週間何か月も続いているようであれば、早期の対処が必要です。
まずはなぜ顎関節症になっているのかを知り、適切なケアを始めましょう。
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頭が痛くなったり、目が疲れたりしたときに、自然と手が頭を触ってしまうことがあるのではないでしょうか。
人間の身体には360個以上のツボがあるとされていますが、そのうちの70個以上が頭部に集中しているとされます。
そのため、ヘッドマッサージによってツボを刺激することで、さまざまな不調を改善することが期待できます。
ここではヘッドマッサージの効果について詳しくご紹介します。 -
腰痛や肩こりがつらいとき、その部分だけを揉んだり、マッサージを受けるだけでは根本的な改善に繋がらないことがあります。
症状が現れているその部位だけに原因があるのではなく、さまざまな原因が複雑に絡み合って起こる場合が多くあるのです。
そのため、患部に対する施術だけでなく、全身調整も合わせて行うことによって、改善効果が高まります。
顎関節症の原因と症状について
【顎関節症の原因】
顎関節症とは、あごの痛みや異音、開口障害などが起こる症状のことです。
顎関節を動かすと「カクンカクン」「ジャリジャリ」という音が出たり、口を大きく開こうとしても指が2本以下しか入らない状態になったりします。
命に関わるような病気ではありませんが、口の開きにくさや食べにくさなどが気になるようであれば適切な対処が必要です。
まずは、なぜ顎関節症が起きているのかを紐解いていきましょう。
〇あごの構造
顎関節は、下あごを動かすための関節です。
耳の穴の前方にあり、口を開閉した際に動いている部分のことをいいます。
上あごの下顎窩(がかくか)というくぼみに、下顎頭 (かがくとう)という下あごの骨がはまり込むような構造になっています。
下顎窩と下顎頭の間には、クッションの役割を果たす関節円板があり、関節運動をスムーズにしたり、顎関節にかかる負担を和らげたりしています。
顎関節の動きに関わる代表的な筋肉は、咀嚼筋(そしゃくきん)です。
咀嚼筋は、側頭筋・咬筋・外側翼突筋(がいそくよくとつきん)・内側翼突筋(ないそくよくとつきん)で構成されており、咀嚼運動だけでなく、食いしばりや歯ぎしりなどにも関係しています。
また、顎関節は筋肉以外にも、関節包や靱帯など、複数の組織によって支えられています。
〇顎関節症のタイプ
顎関節症は、次の4タイプに分類されます。
・I型:筋肉の障害
咀嚼筋の障害によって起こるタイプです。
・II型:関節包・靭帯の障害
顎関節を守る関節包や靱帯などに障害が起きているタイプです。
・III型:関節円板の障害
関節円板が正常な位置からずれることで、顎関節に負担がかかりやすくなるタイプです。
・IV型:骨の変形
顎関節を構成する骨が変形した結果、顎関節症を招いているタイプです。
〇顎関節症のおもな原因
・頭蓋骨や顎関節のゆがみ
頭蓋骨は、顎関節の土台となる骨です。
頭蓋骨や顎関節がゆがんでしまうと、左右の咀嚼筋のバランスが悪くなり、あごをスムーズに動かせなくなることがあります。
・ストレス
過度なストレスを感じていると、身体に余計な力が入りやすくなります。
その結果、知らず知らずのうちに歯を食いしばって顎関節に負担をかけ、顎関節症のリスクを高めている可能性があります。
・猫背
猫背は、顎関節症になりやすい姿勢だといわれています。
猫背は顔を前に突き出したような姿勢となるため、顎関節への負担が大きくなってしまうからです。
・悪いくせ
頬杖をついたり、片側ばかりで噛んだりするくせがあると、左右の筋肉を均等につかえず、顎関節症のリスクが高まるといわれています。
【顎関節症の症状】
〇顎関節症の症状
顎関節症には「三大症状」が存在します。
・口を開ける際の痛み
耳の前からあごのあたりにかけて痛みが出ることがあります。
とくに、口を開け閉めする際や食べ物を噛む際などに痛みが生じやすいです。
咬筋や側頭筋など、顎関節と繋がる筋肉が影響していると考えられています。
・開口障害
異常がなければ、通常は指が縦に3本入るくらい口を開けられるといわれています。
しかし、顎関節症になると、痛みや関節円板のずれによってあごの動きが抑制され、指2本分もしくはそれ以下しか入らなくなることがあります。
・あごからの異音
顎を動かした際に「カクカク」「ジャリジャリ」などの異音を感じることがあります。
これは、クッションとして機能する関節円板のずれが関係していると考えられています。
また、その他にも顎関節症による影響で次のような症状が生じるケースもあります。
・奥歯の痛み
顎関節症で歯ぎしりや食いしばりが続くと、歯に負担がかかり、奥歯が痛くなることがあります。
・頭痛や首・肩こり
咀嚼筋のひとつである側頭筋は、背中の僧帽筋と繋がっています。
そのため、顎関節症によって顎関節や咀嚼筋に負担がかかった状態が続くと、こめかみや後頭部、首筋などがズキズキと痛むことがあります。
〇顎関節症と似た症状をもたらす病気
・破傷風
破傷風とは、傷口に菌が入り込んで感染を起こす病気です。
初期症状が顎関節症と似ており、口が開けにくくなることがあります。
命に関わる病気なので、傷やヤケドを負ってから口を開けにくさを感じ始めたら、すぐに医療機関に相談しましょう。
・脳の病気
頭蓋内の動脈瘤や神経腫瘍などの影響によって、顎関節症のような症状が現れることもあるといわれています。
しびれや吐き気、視野異常などを伴う場合は、医療機関で検査を受けましょう。
〇顎関節症のセルフチェック方法
大きく口を開けてみましょう。
(※痛みがある場合は、無理をしないでください。)
その状態で、人差し指・中指・薬指の3本が縦に入らないようであれば、顎関節症の可能性があります。
顎関節症は、異音だけのケースや自然回復するケースも多く、対処が必要ないこともあります。
しかし、日常生活に支障をきたしてつらい思いをしているようであれば、まずは口腔外科のある歯医者・医療機関に相談しましょう。
顎関節症の対処法・予防法
【顎関節症の対処法】
顎関節症を放置していると、頭痛や肩こりなど新たな不調が起こりやすくなります。
しかし、自己流で対処すると、かえって逆効果になってしまうかもしれません。
ここでは、顎関節症の悪化を防ぐ適切な対処法や、日常生活で行える予防法をご紹介します。
〇顎関節症の対処法
・あごの力を抜く
あごに力が入ったままだと、ますます症状が強まる可能性があります。
普段は口を閉じつつ、力を抜いて上下の歯がつかない状態を心がけましょう。
・咀嚼筋をマッサージする
咀嚼筋が張っているようであれば、やさしい力でマッサージしましょう。
咀嚼筋がある場所は、歯を噛み締めたときに盛り上がるこめかみ周辺部です。
指の腹を当て、円を描くようにやさしくマッサージしてみてください。
・口腔外科に相談する
症状がひどいようであれば、口腔外科に相談しましょう。
マウスピースによって、就寝時の歯ぎしりや食いしばりを軽減する方法があります。
マウスピースの作成は、顎関節症と認められれば、保険が適用されます。
また、ボトックスによって筋肉の緊張を緩和させたりする方法がありますが、こちらは保険の対象外です。
手遅れになる前に一度医師に相談しましょう。
〇顎関節症の方がやってはいけないこと
・無理に口を動かす
あごの違和感を確認するために、口を大きく開けたり、カクカクと音を鳴らしたりしていると、さらに悪化する可能性があります。
無理に口を動かさないようにしましょう。
・長時間噛みつづける
長時間硬いものを噛みつづけていると、咀嚼筋が酷使され、顎関節に負担がかかりやすくなります。
顎関節症の症状があるときは、ガムやスルメなどのあごを酷使する食べ物は避けるようにしましょう。
・片側ばかりで噛む
片側ばかりで噛んでいると、左右一方の咀嚼筋に負担がかかり、症状が悪化する可能性があります。
食事の際は左右均等にあごをつかうことを意識しましょう。
・やわらかいものばかり食べる
顎が痛いと、やわらかいものばかり食べてしまいやすいです。
しかし、咀嚼回数が減ってしまうと、咀嚼筋が衰え、顎周辺の筋肉がアンバランスになる可能性があります。
なるべく普段どおりに近い食事を心がけましょう。
【顎関節症の予防法】
〇顎関節症の予防法
・顔のセルフマッサージを行う
咀嚼筋を中心に、顔面の筋肉を適度にマッサージすることでセルフケアが行えます。
歯を噛み締めた際に盛り上がるこめかみの部分に指の腹を当て、円を描くようにマッサージを行いましょう。
朝起きたときや寝る前など、1日2回各5分ほどが目安です。
・口のストレッチを行う
大きく口を開けるストレッチを行い、あごの筋肉の緊張を和らげましょう。
少し上を向き、口を上下に大きく開けます。
朝と夜に5回ずつを目安に取り入れてみてください。
開きづらいと感じるときは、身体が温まっている運動後やお風呂上がりに行いましょう。
※あごに痛みがある場合は、逆効果になる可能性があります。無理をしないでください。
・ストレスの原因を取り除く
過度なストレスは、食いしばりや歯ぎしりの原因となり、顎関節症を誘発させる可能性があります。
ストレスが溜まっているときは、身体を動かしたり、親しい人と話したりして上手に発散させましょう。
また、仕事を調整したり、カウンセラーに相談したりするなど、ストレスの原因と向き合い、減らすように努めることも大切です。
・仰向けで寝る
枕に顔を向けるうつぶせ寝は、睡眠時にあごに負担がかかりつづけるため、顎関節症になりやすい姿勢だといわれています。
寝るときは、仰向けになり、首が不自然に曲がらない高さの枕を使いましょう。
・頰杖をやめる
頬杖は、片側のあごに負担をかける悪いくせです。
頻繁に繰り返していると、顎関節症を招く可能性があります。
椅子に座るときは背筋を伸ばし、姿勢を正すことを意識しましょう。
著者 Writer
- スタッフ:小澤 駿介
(オザワ シュンスケ) - 生年月日:8月11日
血液型:O型
出身:埼玉県
趣味:スポーツ、ゲーム
得意な施術:鍼灸、マッサージ、骨盤矯正
一言:患者様の悩みに寄り添い、ご満足いただける対応と施術に誠心誠意努めます!
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