変形性膝関節症でよくあるお悩み
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歩き出すと
痛む -
膝を曲げると
音がする -
水がたまって
膝が腫れる -
膝の曲げ伸ばしが
つらい
中高年の方に多い「変形性膝関節症」とは
年齢を重ねるごとに膝に痛みやこばわりなどの症状でお悩みではありませんか?
このような症状は「変形性膝関節症」と呼ばれる、
膝軟骨のすり減りが原因で起こっているものかもしれません。
「変形性膝関節症」は放置するとさらに進行し、
歩けなくなるほど強い痛みが生じる場合もあります。
そのため早期に対策を行うことが重要です。
ここでは「変形性膝関節症」の原因や症状、対処法などについてご紹介していきます。
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病気やケガをしたときに医療機関へ行くと、保険を利用して自己負担額1割から3割で施術を受けることができます。
同じように、整骨院でも各種保険を利用して、1割から3割負担で施術を受けることが可能です。
ただ、整骨院では、「保険の対象となる症状」と、「保険対象外の症状」があります。
ここでは、整骨院で使える保険の種類や、対象となる症状などについてご紹介します。 -
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明治維新後は西洋医学が主流となりますが、人間が本来持っている自然治癒力を高めるという観点から、現在でも鍼灸の施術は代替医療として多くの方の健康に役立てられています。
ここでは鍼灸の歴史や効果、改善が期待できる症状などについてご紹介します。 -
慢性的な肩こりや腰痛でお悩みの方は多いのではないでしょうか。
なかなか改善が見られない症状には、カイロプラクティックがおすすめです。
カイロプラクティックには100年以上の歴史があり、アメリカでは施術者が医師とともに不調の改善に取り組むことがあります。
ここではカイロプラクティックの特徴や期待できる効果について解説しています。 -
骨盤は上半身と下半身を結ぶ場所にあります。
骨盤がゆがむことで姿勢が悪くなったり、肩こりや腰痛といった、さまざまな身体的不調を招くリスクが高くなります。
では、なぜ骨盤がゆがんでしまうのでしょうか。
ここでは骨盤がゆがむ原因やそれにともなう弊害、骨盤矯正の効果や施術法についてご紹介します。 -
腰痛や肩こりがつらいとき、その部分だけを揉んだり、マッサージを受けるだけでは根本的な改善に繋がらないことがあります。
症状が現れているその部位だけに原因があるのではなく、さまざまな原因が複雑に絡み合って起こる場合が多くあるのです。
そのため、患部に対する施術だけでなく、全身調整も合わせて行うことによって、改善効果が高まります。
変形性膝関節症の症状と原因について
変形性膝関節症は、少しずつ進行し徐々に自覚症状を感じるようになります。
ここではまず、膝関節の仕組みや症状について考えていきましょう。
【膝の仕組みとは】
膝関節は、大腿骨(だいたいこつ:太ももの骨)と脛骨(けいこつ:すねの骨)の間に「半月板(はんげつばん)」と「関節軟骨」があり、衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。
それらを「関節包(かんせつほう)」という組織が包んでいます。
また、関節包の内側には「滑膜(かつまく)」という膜があります。
これが膝関節の潤滑油としての役割や栄養の供給などの役割を果たす「関節液」を分泌して、関節内を満たしています。
このように膝関節では、さまざまな組織が膝関節を守る役割を担っています。
しかし日々の生活動作の繰り返しにより、膝関節への負荷が積み重なることで、関節軟骨が摩耗・変性し、変形性膝関節症が発症すると言われています。
【症状】
変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨が徐々に摩耗して、最終的には膝関節の変形を引き起こす病態です。
主な症状として、「膝の違和感や痛み」「膝の動かしづらさ」「膝の腫れ」などが挙げられます。
こちらでは「初期」「中期」「後期」の3段階に分けて、変形性膝関節症の症状について詳しくご紹介します。
〇初期
・動きはじめの違和感や痛み
変形性膝関節症の主な初期症状は、起床時や椅子からの立ち上がり、歩きはじめに感じる膝の動かしにくさや違和感・不快感・痛みです。
痛みや違和感は、膝の内側に生じることが多いです。
これは、日本人にO脚傾向の方が多いため、O脚によって膝関節内側の軟骨同士の距離が狭くなってすり減りやすくなると考えられています。
・階段昇降時の痛み
膝の痛みは、階段を降りるときに特に現れやすいという特徴もあります。
階段の昇降動作は歩くよりも膝に負担がかかり、体重の約4~7倍の負荷がかかると言われています。
〇中期
・動作中、持続する痛み
症状が進行していくと、動作開始時だけでなく動作中も膝が痛むようになってきます。
特に、重い荷物を持っての歩行は痛みが強くなるため、買い物帰りの歩行がつらくなることがあります。
・膝を曲げきる、伸ばしきることができない
変形性膝関節症は膝関節を変形させるため、膝の曲げ伸ばしが困難になります。
加齢や痛みから動かすことを避けたりすることで、膝まわりの動作時に関わる筋肉や関連組織が衰え、関節が固まっていきます。
(これを、拘縮と言います)
これにより膝を動かしづらくなっていきます。
また、変形性膝関節症では、骨同士の摩擦や変形によって骨棘(こつきょく)という骨のトゲが形成されることがあります。
変形性膝関節症の症状が初期を過ぎて中期まで進行してくると、この骨棘が肥大化することが多いです。
これらの要因によって、症状が進行すると、膝を深く曲げることが難しくなって正座ができなくなったり、膝をまっすぐ伸ばそうとしても伸ばしきれないといった症状がみられるようになります。
・膝の腫れ
変形性膝関節症は膝関節に炎症を引き起こしている状態のため、この炎症の反応として関節液が通常よりも多く分泌されることがあります。
すると、外見的に膝関節が腫れてきて、膝に水が溜まってきます。
〇後期
・移動困難
後期になると、車椅子での生活になったり、歩行時に杖を使用したりする場合があります。
膝の痛みから、膝を曲げたり伸ばしたりできなくなります。
また、自宅内では歩くことも立つことも避けるようになるため、這いずって移動するようになってしまうケースもあります。
・脚の変形
変形性膝関節症が後期まで進行すると、極端なO脚やX脚になることがあります。
日本人の多くは、O脚になります。
膝の軟骨の摩耗が積み重なると、軟骨がすり減って膝関節内の隙間が挟まってしまいます。
すると、膝関節の変形だけでなく、スネの骨、太ももの骨、足・足関節なども合わせて変形してしまい、外見的に目立つほどのO脚になってしまいます。
O脚であれば膝の内側、X脚であれば膝の外側の軟骨が重点的にすり減っていきます。
その隙間がどんどん狭くなくなると、関節のゆとりがなくなって、膝関節を曲げたり伸ばしたりすることが困難になります。
・安静時痛
変形性膝関節症が後期まで進行すると、動かずに安静にしていても膝が痛むようになります。
立ったり横になったりするなど、安静にしているだけでも膝が痛むことがあります。
また、あまりに病状が進行している場合、痛みで夜中に目が覚めてしまうこともあります。
【原因】
〇加齢
年齢を重ねるにつれ、膝に繰り返し外力がかかり、軟骨や骨にダメージが積み重なっていきます。
すると、関節のクッションと潤滑材の役割をする軟骨が摩耗していきます。
その結果、変形性膝関節症が進行しやすくなります。
〇ホルモンの影響
変形性膝関節症は、女性に多く発症します。
その要因の1つに「ホルモン」が挙げられます。
筋肉の形成に関わるテストステロンというホルモンが、女性の血中には少ないです。
そのため、女性は男性に比べて筋肉が少ない傾向にあり、膝まわりの筋力も女性の方が平均的に少なくなっています。
このことから、女性は膝にかかる体重や負荷を筋力で支えることができず、軟骨や骨へのダメージを受けやすいと考えられます。
その結果、女性の方が変形性膝関節症を発症しやすいと言われています。
また、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンは軟骨の形成に必要です。
女性は閉経後、このエストロゲンの分泌量が減少してしまいます。
閉経によるエストロゲン分泌量減少も女性特有の変形性膝関節症の原因の1つと考えられます。
〇肥満
膝へかかる負担は、歩行時には体重の約3倍、階段の昇降時には約7倍にもなると言われています。
そのため、急激に体重が増加すると、膝への負荷が増大して、変形性膝関節症を発症しやすいと考えられています。
〇 O脚
O脚は、膝の内側(身体の中心側)の太ももの骨とすねの骨の距離が通常より狭い状態を言います。
それによって内側に体重負荷が集中し、軟骨や骨の損傷・変形を生じやすくなります。
また、これらの骨の距離が狭いことで、それぞれの軟骨が擦れたり、軟骨の摩耗を引き起こしたりしやすくなります。
〇膝への負担が大きい仕事
重い荷物を運ぶ運送業、建設業、農業、長時間立ちっぱなしで仕事を行う調理師や理髪師などの接客業は、膝への負担が大きい仕事と言えます。
また、サッカーやテニスなど、急に走り出したり立ち止まったりする動作の多いスポーツも、膝への負担が大きいです。
日頃からこのようなスポーツを行っている方は注意しましょう。
変形性膝関節症の対策法
一度すり減った軟骨は再生することは難しいです。
変形性膝関節症を悪化させないためには、初期の段階で対策することが大切です。
ここでは簡単にできる変形性膝関節症の対策法をご紹介します。
【対策法】
〇日頃から膝に負担がかからない動作を行う
「立つ」「歩く」などの動作を、正しい姿勢で行うことで膝にかかる負荷が分散し、膝への負担が軽減できます。
階段の昇り降りや、しゃがむなどの動作、方向転換の際に膝をひねる動きなどの膝に負担がかかる動作を避けられない場合には、次のことに気をつけてみましょう。
<階段の昇り降り>
・手すりにつかまる
・重心を少し身体の前に置く
<正座する際は、正座用椅子を使用する>
・膝が痛む際は、痛い方の膝を立て膝にする
・座ったり、立ち上がったりするときは、近くのテーブルなどを使って、腕の力を使う
・支えになるものがないときは、周囲の人の肩を借りる
<方向転換をする>
・足を小刻みに移動させながら細かく方向転換して、大きな角度で一度に方向転換しないようにする
〇インソールを活用する
O脚やX脚がある方の場合、インソールを活用することもおすすめです。
例えばO脚の方の場合、足の外側が高いインソールを使い、膝関節の角度を補正することで、膝にかかる荷重の方向の調整ができます。
すると、O脚によって膝の内側に偏っていた負荷を反対側に逃がすことができるため、症状の改善が期待できます。
X脚の場合は、足の内側が高いインソールの使用がおすすめです。
〇適正体重を保つ
体重が増えると、歩行時や階段の昇り降りにも膝への負担が増えると言われています。
適切な体重管理を行うことで、膝への負担が軽減され、変形性膝関節症の予防が期待できます。
日頃からバランスのとれた食事と適度な運動をするようにしましょう。
〇膝を冷やさない
膝が冷えると、血行不良になって筋肉の動きが悪くなります。
また、痛みの原因物質も排出されづらくなり、痛みを生じやすくなります。
そのため、日頃から膝掛けを持ち歩く、サポーターを使用する、毎日入浴するなどの対策を心がけるようにしましょう。
〇膝の筋力や柔軟性を上げる運動をする
変形性膝関節症の症状が進行すると、膝の痛みをかばうため安静にしがちです。
しかしずっと安静にしていると、運動不足になって、膝まわりの筋肉が低下してしまいます。
すると、膝関節が不安定になって、関節への負担が増してしまいます。
ここでは、膝の筋力や柔軟性をあげ、変形性膝関節症の予防に繋がる運動をご紹介します。
・太ももの筋肉を鍛える筋トレ
①膝を伸ばして床に座ります。
②膝の下に丸めたタオルや枕を敷きます。
③膝の下に置いたタオルや枕を床に押し付けるように、片脚に力を入れて、
5秒間その状態をキープしましょう。
④その後、力を抜きましょう。
⑤2~3の動作を10〜20回繰り返し、反対の脚も同様に行います。
・膝関節を柔らかくする運動
①膝を伸ばして床に座ります。
②かかとの下にタオルなどを敷きます。
③かかとをゆっくりすべらせて身体の方に引き寄せ、膝をできる限り曲げます。
④かかとをゆっくりすべらせて、膝をできる限り伸ばしましょう。
⑤2~3の動作を数回繰り返し、反対の脚も同様に行います。
〇適度な有酸素運動
ウォーキングなどの有酸素運動も、変形性膝関節症の予防に効果が期待できます。
ウォーキングをするときは、ウォーキング用シューズなどを履いたり、歩行時はかかとから着地したりして、なるべく膝への負担を減らしましょう。
ただし、膝に痛みが出たり、脚が疲れたりする場合は、無理をせずに休んでその日は運動を中止しましょう。
また、ウォーキングの他に水中歩行をはじめとした運動も、膝への負担が少ないため、おすすめです。
草加鍼灸院整骨院の【変形性膝関節症】アプローチ方法
まずはカウンセリングと姿勢分析で痛みの原因をしっかりと把握していきます。
変形性膝関節症は病院で「加齢・老化によるもの」と言われたというお声をよく耳にします。
加齢・老化によるものなら症状がどうにもならないとお考えの方がいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
そのような場合には日常生活だけでは使われていない関節や筋肉に対して「矯正」や「マッサージ・もみほぐし」「カイロプラクティック」などの施術を行い、関節や筋肉を活性化させて正しく使えるようにしていきます。
施術に加えてお家でやっていただきたいトレーニング等の指導を段階的に行います。
そうすることにより膝関節に負担がかかりづらくなり、痛みの軽減や今までできなかった日常生活動作や行動が徐々にできるようになってきます。
その他の原因として『骨盤や股関節、足関節などのゆがみ・アライメント(骨や関節の配列)の乱れ』がもととなり、膝関節に捻じれやゆがみが生じて膝関節の痛みを発生させることもあります。
これらは普段の姿勢や歩き方、座り方、日常生活の動作のクセによるものが多いです。
このような場合には「矯正」や「カイロプラクティック」でゆがみやアライメントの乱れを正しい位置に整えるようアプローチします。
また、ゆがみやアライメントの乱れがある方の多くが、ゆがんでいる関節周囲の筋肉が凝り固まっています。
その凝り固まった筋肉自体がゆがみに繋がることがあるので、「マッサージ・もみほぐし」や「鍼灸(はり・きゅう)」などのアプローチが必要となる場合もあります。
生活スタイルがお一人ずつ違うため、ゆがみやアライメントもおひとりおひとりで異なります。
当院ではおひとりおひとりの症状の原因とご希望に合わせた施術メニューをご提案し、症状の改善と日常生活動作の質の向上を目指して、状態に合わせた施術を行ってまいります。
膝の痛みやお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
著者 Writer
- スタッフ:小澤 駿介
(オザワ シュンスケ) - 生年月日:8月11日
血液型:O型
出身:埼玉県
趣味:スポーツ、ゲーム
得意な施術:鍼灸、マッサージ、骨盤矯正
一言:患者様の悩みに寄り添い、ご満足いただける対応と施術に誠心誠意努めます!
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