逆子でよくあるお悩み
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ならないように
予防しておきたい
逆子になる原因は?
改善が期待できる対処法もご紹介
妊娠中に胎児の頭の向きが通常とは逆になっている状態を「逆子」といいます。
赤ちゃんの成長とともに、逆子は自然と改善していくケースがほとんどです。
しかし、何らかの原因で妊娠後期に入っても逆子のままになる場合があります。
逆子の状態は、出産に悪影響をおよぼす可能性があるため注意が必要です。
こちらのページでは、逆子をテーマに原因や対処の方法をわかりやすくご紹介しています。
また、逆子には鍼灸が有効といわれていますので、何かお困りのことがありましたら、当院にもお気軽にご相談ください。
逆子で
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鍼灸には古い歴史があり、日本でも江戸時代には中心的な医療として人々の健康を支えていました。
明治維新後は西洋医学が主流となりますが、人間が本来持っている自然治癒力を高めるという観点から、現在でも鍼灸の施術は代替医療として多くの方の健康に役立てられています。
ここでは鍼灸の歴史や効果、改善が期待できる症状などについてご紹介します。 -
逆子について
逆子とは、赤ちゃんがどのような状態になっているのでしょうか?
また、逆子によってお母さんやお腹の中の子どもに何か影響があるのでしょうか?
対処法や予防法をみていく前に、まずは逆子の原因や症状を理解しておきましょう。
【逆子とは】
逆子は、胎児の頭の位置が上に、足の位置が下になった状態を指します。
医学的には「骨盤位」と呼ばれ、胎位(胎児の向き)の異常の1つとされています。
妊娠中期(16〜27週あたり)までは、お腹の中を赤ちゃんはぐるぐると動いているため、頭が上になっているケースはよく見受けられます。
妊娠後期(28〜40週あたり)では赤ちゃんの成長とともに頭が大きくなるため、重みで自然と頭が下向きになります。
しかし、何らかの原因で妊娠後期に入っても頭が上になっている状態を、一般的に「逆子」と呼んでいます。
【逆子の原因】
逆子に関するメカニズムは解明されていません。
しかし、次に挙げる要因から、胎児の頭が上になることが考えられています。
〇骨盤の大きさ
お母さんの身長が低く、骨盤が狭い場合は、お腹の中で赤ちゃんが動きにくくなるため逆子になりやすいといわれています。
〇双子、三つ子(多児妊娠)
お腹の中に複数の胎児がいる場合、子宮内のスペースが狭まりますので、逆子になるリスクが高まるといわれています。
〇羊水過多
羊水の量が多すぎると、胎児がお腹の中を自由に動き回れるため、逆子になる可能性が高まると考えられています。
〇逆子のリスク
逆子によって母子の身体に何か悪影響があるわけではありません。
しかし、逆子の状態では、出産時に次のようなリスクがあるといわれています。
・早産(破水が早まる)
・難産(産道に手や足が引っかかる)
・臍帯脱出(胎児より先にへその緒が出てしまう→胎児が酸欠状態になる可能性)
妊娠後期でも逆子になっている場合、出産は帝王切開が検討されるケースが多くなっているようです。
〇子宮の形の問題
子宮筋腫(子宮にできた良性腫瘍)の影響で胎児の動きが制限され、逆子になる場合があります。
また、生まれつき子宮が狭くなっていたり、子宮の中に壁のような仕切りがあったりする方も、胎児の姿勢に影響を与えやすくなっています。
【逆子の種類】
一口に逆子といっても、胎児の姿勢により次のような種類に分けられています。
〇単殿位(たんでんい)
赤ちゃんのお尻が下にあり、膝が伸びている状態です。
V字のような姿勢になります。
逆子の多くが単殿位であり、経膣分娩が可能といわれています。
〇複殿位(ふくでんい)
赤ちゃんのお尻が下にあり、膝が曲がっている状態です。
子宮の中で体育座りをしているような姿勢になります。
〇足位(そくい)
胎児が子宮の中で立っているような姿勢になります。
両足を伸ばした状態を「全足位」片足だけを伸ばした状態を「不全足位」と呼んでいます。
〇膝位(しつい)
赤ちゃんの膝が下にある状態です。
両膝を子宮口に向けた膝立ちのようになった姿勢を「全膝位」片方の膝だけを下に向けて片膝立ちのようになった姿勢を「不全膝位」といいます。
〇横位(おうい)
赤ちゃんが横向きになっている状態になります。
逆子の改善・予防が期待できるケアの方法
妊娠28週を超えて逆子になっていると、不安に思われるかもしれません。
しかし、赤ちゃんが動きやすい状態を作っておけば、妊娠後期においても逆子を改善していくことは十分に可能です。
こちらでは、日常で行える逆子の対処と予防の方法をご紹介しています。
医師の方ともよく相談しながら、ぜひ無理のない範囲で試してみてください。
【逆子の対処法】
〇鍼灸
妊娠後期の逆子には、鍼灸が有効といわれています。
特に逆子に対しては「三陰交(さんいんこう)」「至陰(しいん)」と呼ばれるツボを施術するケースが多くなっています。
上記のツボを刺激すると身体の冷えや血行不良が改善され、赤ちゃんの動きが活発になることが期待できます。
そのほか鍼灸では、身体の状態にあわせた施術を行うことで、妊娠中にみられるさまざまな不調の改善を目指せます。
薬のような副作用は起こらず、施術中に腹部に負担をかけることもないため、鍼灸はリスクの少ない安全な施術といえるでしょう。
〇逆子体操
逆子体操とは、ある特定の姿勢をとることで骨盤をゆるめ、赤ちゃんが回転できるようにスペースを作る胎位(赤ちゃんの姿勢)の矯正法です。
胎児の姿勢によって、次のような体操の方法があります。
・胸膝位(きょうしつい)
お尻を上げた状態で、四つん這いになる姿勢です。
頭部と腕を床につけるような状態になります。
顔の下にクッションを置くと、楽に胸膝位の姿勢を維持できるでしょう。
・ブリッジ法
仰向けに寝て、肩幅程度に足を広げて両膝を90度に立てます。
折りたたんだタオルやクッションを腰の下に入れ、お腹を上に持ち上げた姿勢を維持します。
・側臥位(そくがい)
胎児の背中が上を向くように横向きに寝る方法です。
例)胎児の背中がお腹の中で左側を向いている→母親は右向きに寝る(右半身を下にする)
また、逆子体操を行う場合は、以下の点に注意してください。
・子宮の収縮が起こり早産になる可能性があるため、必ず医師に相談したうえで行うようにしてください。
・お腹の張りを感じる際は、すぐに体操をやめるようにしてください。
・どの姿勢が逆子の改善に適しているのかは、医師にご確認ください。
【逆子の予防法】
原因が解明されていないため、逆子を完全に防ぐことはむずかしくなっています。
しかし、次のようなケアで身体のコンディションを整えておくことで、逆子になるリスクを軽減できると考えられています。
〇冷やさない
「カイロや膝掛けを使用する」「湯船にゆっくりと浸かる」などして妊娠中は身体の冷えを防いでおきましょう。
特に腰から下部分の冷えには注意が必要です。
下半身の冷えから子宮が収縮するため、頭が締め付けられないように赤ちゃんが逆子の姿勢をとりやすくなるといわれています。
※さまざまな説があり、寒くなっている下半身(お腹の下側)を避け、心臓など温かくなっている箇所(お腹の上側)に自然と頭を移動させるという考えもあります。
〇子宮を収縮させない
子宮が収縮して狭くなると、逆子を引き起こしやすくなります。
子宮の収縮を生じさせないよう、日常生活で次のポイントにお気をつけください。
・階段を利用しない
段差を上ると腹部に力が入り、子宮を収縮させる場合があります。
可能であればスロープやエスカレーター、エレベーターなどを利用するようにしましょう。
・高い場所のものをとろうとしない
無理に高い場所にあるものを取ろうとすると、お腹に力が入り、腹圧を高めてしまう場合があります。
高くて届かない箇所にあるものは、なるべくパートナーや他の方にとってもらうことをおすすめしています。
その他、大きく伸びをするようなストレッチも腹部に力が入る可能性があるため、なるべく控えるようにしましょう。
草加鍼灸院整骨院の【逆子】
アプローチ方法
妊娠中は気分の浮き沈みやメンタルの不調などが出やすい時期です。
当院で「逆子」の施術を行う際に気を付けていることとして、「お母さんの気持ちに寄り添った施術」を心掛けています。
また、東洋医学の観点、足・お腹の冷えを改善して、お腹の中のお子さんの居心地を変えていくき、その際にお身体のゆがみも同時に見ていき、必要であれば矯正の施術も行います。
出産に際して「帝王切開を避けたい」「無痛分娩で産みたい」など様々なご要望がありますが、そのお気持ちに寄り添いつつ施術を行っていきます。
まずは「カウンセリング」で、お悩み事項をお伺いし、お母さんの体調・メンタルや逆子の状態を考慮して施術内容のご提案をしていきます。
また、通われている産婦人科で寝る体勢を指導受けている場合は、お申し付けください。
主な施術として、「鍼灸(はり・きゅう)」であまり強い刺激を加えないように施術を進めていきます。
鍼での施術では、鍼の太さや深度を変える、灸での施術では気持ちいいと感じる程度の高すぎない温度で行います。
必要であれば「マッサージ・もみほぐし」によっての施術も行っていきます。
最後に「アフターフォロー」として家でのセルフケア方法もお伝えしています。
冷えに対しての対応として「夏場でも靴下はく」や家で貼れるお灸もおすすめしています。
効果的なツボをお教えし、お身体の状態によって違いますが一日1回5~30分程度使用していただきます。
お灸の使う量の目安もお伝えしています。
逆子の施術に関しては、妊娠何週目かで来院していただく頻度が変わります。
・28~32週目が改善しやすい時期と言われている(週1~2回の来院)
・34週目過ぎると改善が難しいと言われている(週2回の来院)
・36週目までには逆子の施術を行いたい。患者様によっては、改善している方もいる(要相談)
是非「逆子」にお悩みの方は一度ご相談ください!
著者 Writer
- スタッフ:小澤 駿介
(オザワ シュンスケ) - 生年月日:8月11日
血液型:O型
出身:埼玉県
趣味:スポーツ、ゲーム
得意な施術:鍼灸、マッサージ、骨盤矯正
一言:患者様の悩みに寄り添い、ご満足いただける対応と施術に誠心誠意努めます!
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